体操やトレーニングで早漏改善ができる?

体操と早漏

前回は早漏改善にはバナナが有効というお話をしました。
バナナにはトリプトファンというセロトニンを生成する成分をたくさん含んでいるので、緊張や不安を感じやすい早漏男児は積極的に食べましょうという内容でした。

今回は食ではなく、体操やトレーニングで早漏改善ができるのか?ということについて紹介していきたいと思います。

誰でも簡単にトライできる体操やトレーニング法についてチェックしていきましょう!

骨盤の強化!ケーゲル体操とは?

ケーゲル体操と早漏
ケーゲル体操というトレーニング方法を知っていますか?
あまり馴染みのない単語なので、耳にした事がない人がほとんどだと思います。
では、骨盤低筋体操ならいかがでしょうか?
こちらの名称ならピンとくる人もいるかもしれませんね。

骨盤低筋はインナーマッスルのひとつで、骨盤の底に存在している筋肉です。
骨盤低筋の近くには、射精をコントロールしている射精管閉鎖筋という筋肉もあります。射精時にはこの筋肉がリズムカルに振動することで射精が行われるのです。

ケーゲル体操はインナーマッスルである骨盤低筋を鍛えます。
この筋肉を鍛えることで、近くに位置している射精管閉鎖筋が共に強化されていきます。

ケーゲル体操のやり方

ケーゲル体操のやり方は下記の通りです!

1 仰向けに寝てひざを曲げ、足を肩幅に開く
2 そのまま約5秒間、肛門や尿道全体を締める
3 約5秒間、全身の力を抜いてリラックス
4 1~3のセットを1分1回×10回を10分間行う

さらにケーゲル体操には、イスの場合で行う場合と立って行う場合があります。

【イスの場合】
背もたれにあるイスに深く座って、肩の力を抜き背中と腰を背もたれに預けるようにしながら行う。

【立って行う場合】

机や手すりなど、手が置ける物の近くに立って、足と手を肩幅に開き、手は上半身の重さを載せながら行う。

ケーゲル体操は誰でもできますが、継続が必要です。
たった1回のトレーニングだけでは十分に効果を発揮しない可能性もあるので、早漏が改善できた!と感じるようになるまで継続して行いましょう。

ケーゲル体操は、早漏だけでなくEDの予防にも役立つといわれているので、早漏改善をしたい人にピッタリの手法ですね。

ケーゲル体操を行う際の注意点は?

ケーゲル体操注意点

ケーゲル体操は、骨盤低筋と射精管閉鎖筋を鍛えるトレーニングです。
そのため、他の筋肉を使ってトレーニングをしては意味をなしません。
トレーニングを行う際には、下記の点に注意しつつ取り組んでみましょう。

・他の筋肉は使わない
トレーニング時に腹筋や背筋など、他の筋肉に力が入らないようにします。
骨盤低筋に力を入れる際には、お腹に手を当てて腹筋を確かめながら行いましょう。

・息を止めない
ケーゲル体操をする際には、筋肉に力を入れながら呼吸をすること。
吐いて、吸ってをゆっくり行うことで、心臓に負担をかけずに取り組めます。息を止めて行うと、血圧が上昇して心臓に負担がかかるので危険です。

・一度に回数をこなそうとしない
継続は力なりです。
ケーゲル体操も同じ。1回のトレーニングでは効果がすぐにでるわけではありませんので、無理のない範囲で行うようにしましょう。

お尻の筋肉強化も大切

おしりの筋肉

ケーゲル体操の他にも、お尻の筋肉を鍛えるという方法もあります。
実は、お尻全体の筋肉を鍛えるということは男性器の筋肉も鍛えるということになります。

たとえばスクワット。
スクワットは早漏だけでなく、EDを発症している人にも有効なトレーニングと言われています。

いっけん普通の筋トレに聞こえますが、セックスを成功させるためにはとても重要なことだったりすんです。

スクワットで早漏改善を試みたい人は、できれば毎日がいいですが厳しい人は2~3日に1回のペースからスタートしましょう。
大切なのは無理のないペースで、どの程度の量であればこなせ続けられるかです。

無理に「毎日100回!」といきなり自分に厳しい枷をつけてしまうと、トレーニングが億劫になってきます。
そのような事態に避けるためには自分に合った回数を決めておくことですね。

早漏改善をするならトレーニングから

早漏改善

早漏改善は治療薬でも始められますが、まずはセルフケアからスタートしたほうがいいといえます。
治療薬は、ちゃんとした効果が望める場合もあります。
しかし、その分副作用があったり、そもそも飲めない!という人もいるんです。
身体に合っていないと、重篤な副作用を招く危険性も否定できません。
メリットもあれば、デメリットもあるということですね。

しかし、早漏改善への効果が期待できるケーゲル体操やスクワットといったトレーニングは身体に害を与えずにサポートしてくれます。
薬とは違って、劇的な効果が望めるとは一概に言えませんが、誰でもトライできる手法でもあるんです。

また、既に早漏改善をする医薬品を服用している人でも、トレーニングや体操を怠らないこと。
早漏改善の医薬品は、その場限りの効果を発揮しますが体質改善まではしてくれません。

早漏を日常生活でケアしたい人は、トレーニングから始めていきましょう!